2022年03月29日

音楽・桜・路上

こんにちは!あやはびる堂の古田です。先週は、木曜日に伊藤淳さんの【東京三線ラジオ】が弊店にてライブ配信。ゲストには、現在は那覇市を拠点に民謡活動している桜庭歩さんが出演。初めてお目にかかりましたが、その澄んだ歌声は聴いていただいた視聴者の皆さんを魅了したことでしょう。本島民謡をバックボーンにもつ彼女は、ここ数年活動を始めたそうで、こういう若い唄者達がどんどん出てきているところに、沖縄民謡の底力を感じました。内地出身の本島民謡の女流唄者が少ないので、彼女の今後の活躍には大いに期待したいですね。

そして、金曜日は、鶴見の沖縄料理屋【ななまかい】さんにて、新正達志さんのライブにて、助っ人サポートとしてギターを演奏して参りました。打ち合わせなし&リハーサルなしのぶっつけ本番で挑んだライブ。『ヒンスー尾類小』を久しぶりに演奏したのが感慨深かったです。かえって、よく演奏しているポップスなどは、唄者によって唄持や間奏のサイズが違ったりして、緊張感がありました。

そして、日曜日の夕方から時間が出来たので、浅草・隅田講演へ。
夜桜を観に行ってきました。
CXAO7891.JPG

スカイツリーとのカップリングが素敵ですね!

公園の入り口になにやら人々が集まっているので、寄っていくと、生演奏をしていました。
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SNSかYouTubeで観たことのあった【日本大衆歌謡楽団】さんの生演奏。歌も楽器も全て、マイクを一切使わない完全アンプラグドな演奏でした。アコーディオンにバンジョー、ウッドベースといった音色が、どこか懐かしい情景を思い起こさせる懐かしいサウンド。

真ん中にドラムセットに向かっている男性は、この楽団のメンバーではなく、よく単独でハーモニカと一斗缶の二刀流で、この隅田公園などで演奏している方。飛び入りなのか、なぜかこの楽団に溶け込んで、いい感じのハイハットとスネアを刻んでいました。

昭和の時代より、この浅草や山谷あたりの界隈では、こういう生演奏が繰り広げられていたようです。演奏されるのは主に昭和歌謡や演歌。こういう路上の音楽が当たり前の時代が、すっかり遠くなってしまった感がありますね。彼らの演奏を観ながら、かつて本で読んて憧れた情景を想い出しました。
音の力―ストリートをとりもどせ
インパクト出版会
2002-08T



コロナ禍、戦争。
不安定な情勢を余儀なくされている昨今ではありますが、我々音楽に携わる者としては、まずは身近な皆さんと、平穏で幸せな生活を確保していけるよう、努めていきたいものです。

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posted by あやはびる堂の古田です! at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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