本日は定休日をいただきました。
さて、さる先週土曜日の5月26日、東府中の沖縄食堂みやらさんにて、世持桜さんのライブがありました。わたしく古田も音響&マネージャーとして同行して参りました。この日は久しぶりにギタリストの世持錬くんも戻ってきて、4人のフル編成での世持兄弟姉妹のアンサンブルが聴けるとあって、超満員のお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございます。
思えば、5年前、いや6年前でしょうか?、桜さんと初めてお会いして、その圧倒的な唄三線、歌唱力に出会い、一緒にライブの仕事をするようになり、最初は錬くん(長男・ギター&バッキングボーカル、実は唄三線も達者!)とのコンビでした。桜さんの技量もさることながら、この錬くんの歌唱力、演奏力にも度肝を抜かれたのを憶えています。そこに1年ごとに、芹さん(次女・太鼓&笛)、瑠くん(次男・ベース&笛)が一人ずつ加わっていて、今の4人編成でのアンサンブルは日に日に熟成されたものになってます。
各曲の直観的なアレンジアイデアを桜さんが出して、それを実質的なバンマスとして錬くんが具現化して、詳細に芹さん、瑠くんに指示を出していく。兄弟姉妹ならではのバンド運営はなかなか見事なものだと、感心しています。また、4人とも、伝統的な八重山の音楽も心得ながらも、日々新しいロックやヒップホップなどの洋楽にも貪欲に聴いているので、バンドアレンジが今までにない新しいアイデアに富んでいて、そこに押し引きをわきまえたグルーブに、圧倒的な桜さんの唄三線が乗っていくのが、この4人ならではの唯一無二の音楽になっています。この日も、リハーサルでサウンドチェックをしながら、実に柔らかいグルーヴが出ていて、盛り上げどころだけでなく、しっかりと聴かせどころも押さえてくる、ツボを心得たアンサンブルは他の追随をゆるさないでしょう。
レパートリーも、伝統的な八重山民謡、ウチナーポップス、そして自作含めたオリジナルソング。さらに、八重山には、古くから伝わる八重山歌謡というか流行り歌というのがあって、定番の『南国の四季』や『美田良浜』、この日は『カチューシャの唄』という昭和初期のはやり歌も飛び出し、このような先人たちの伝統的な音楽観もまんま受け継いでいるのも、この世持桜兄弟姉妹の特徴ですね。以前、沖縄本島出身のオーナーさんのとあるお店で、そのオーナーから、「そうそう、八重山の人って、こういう歌をうたうんだよなあ〜」としみじみおっしゃってたのを憶えています。

そんなこの4人の音楽、現在あやはびる堂でも発売しております。

1枚目のCD『世かる日』
ライブでの定番曲、八重山古謡の『胡蝶の唄』のアレンジバージョン、さらにオリジナル第1弾『その日まで』も収録。商品ページ↓↓↓
http://www.ayahabirudou.com/?pid=107375032

2枚目の『ゆくい』
ライブでは幕開けの曲で歌われる『白保節』。さらに、ライブでの大人気曲『三線の音』収録。商品ページは↓↓↓
http://www.ayahabirudou.com/?pid=125977099
そして、あやはびる堂では、世持桜作品8曲のダウンロード販売もスタート!!
https://www.dlmarket.jp/manufacture/index.php?consignors_id=18878

明日は11時よりショウルームオープンです。
ご来店・お問い合わせは
あやはびる堂 電話 03-5809-7546
http://www.ayahabirudou.com/