2018年01月18日

里国隆/路傍の芸



こんにちは。店主の古田です。
さて、今日から、アマゾンのサービスを使って、いろいろと沖縄音楽だったり、三線、三味線の音楽のCD等のアイテムをいろいろご紹介していきたいと思います。さて、第1弾。。

といいながら、沖縄でも三線でもなく、奄美大島の唄者、里国隆の音楽を。
私自身、このCDと巡り会ったのは、まだ20世紀、1999年ぐらいのことかと。。
もう20年近く前ですね。。。

しかも、このジャケットの写真の通り、三線ではなく、鉄弦を張った竪琴
日本のお筝の半分ぐらいの長さのものを、床に置くのではなく左手に抱えて立てて、右手で弦を奏でるのです。さらに、このかたのスタイルは、左手に四つ竹を挟んでいて、リズムを刻みながら竪琴を弾くという。。。

なにせ、ジャケットの画像の風貌が物凄い印象的でした。盲目の音楽家でサングラスをした姿は、レイ・チャールズのようなルックスで、なにやら竪琴を傍らにシャウトしている。。

この里国隆さんは、1918年奄美大島笠利の生まれ。幼い頃に失明。唄者で知られた祖父・里赤坊のもと育てられシマ唄を習得。その後12歳より樟脳売りの行商についていきながら、路上の大道芸として竪琴の弾き歌いを始め、喜界島、徳之島、そして沖縄本島に漂白。

戦後は1975年に、竹中労氏の誘いを受け、琉球フェスティバルに出演。一躍話題を集める存在となる。

このCDの音源は、1985年那覇の平和通り商店街での路上でのパフォーマンスを、録音したもの。
実際には、シマ唄は少なく、日本本土の民謡や、自作の曲など、それらがごった煮になったような“昭和な趣”が堪らない音源です。

また、このブログ上でもご紹介しますが、里国隆さんは、実は三味線の名手でもあり、六調等での撥捌きはものすごく、そういうCDも出ていますので今度紹介します。

私も最近、本当に十何年振りに聴きまして、ドスの効いたダミ声に時折織り交ざる奄美特有のファルセット、そして竪琴の透き通った音色と、なかなか今の世の中にはない音楽アンサンブルです。
是非とも、上記ジャケットをクリックしてアマゾンで購入してみてください。

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http://www.ayahabirudou.com/

posted by あやはびる堂スタッフ at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Amazon